2016年9月11日日曜日

アラファの日(ハッジ)

ケニアから、アッサラーム アレイコム。


ムスリムにとって、生きているうちに1度は可能である人は、ハッジ(大巡礼)を行なう事、とされており、そのハッジの時期が、まさに今。

10日間のハッジですが、明日で終わり。
明日が、イード。犠牲祭となります。

その前日の今日(ハッジ9日目)のことを、アラファ、と呼ばれます。

アラファの日は、ハッジに行けないムスリム達は、自ら(義務では無い)、断食を行います。

ですので、わたくし、本日、早朝05:00からから断食してます。18:45くらいまでは、食事、飲み物などは一切口にできません。

ラマダン以来の断食です。しかし、ラマダンから思えば、たった1日の断食は、余裕です。笑



詳細は、以下を参考としてくださいね。


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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において
【アラファの日※】
※(巡礼月9日目。日本では9月11日(日))

私たちは、すでにズルヒッジャ月の最初の10日間に別れを告げようとしています。そして、この10日間の締めくくりに、最も重要な、最も素晴らしい日が訪れます。それは、アラファの日です。 
                                
この日は、巡礼者達が、巡礼の儀式の柱の中でも、最も崇高な柱を行います。預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)がこうおっしゃったように。:

《ハッジ巡礼は、アラファです。 》アルブハーリーとムスリム伝承
(訳注:9日目にアラファの丘にいることにより、ハッジ巡礼が成立します)
                                   
この日は、この10日間の中でも最も大切な日であるため、巡礼者とそれ以外の人たちのために、この一日に、多くの徳が集められました。この投稿で、その一部とこの日に何をすべきかをご紹介しましょう。
                                                                
1.アラファの日の斎戒は、2年分の罪の赦しがあり、巡礼者以外の人にとって この日の斎戒はスンナ(奨励される行い)になります。アラファの日の斎戒について尋ねられた預言者様(彼に平安と祝福あれ)はこうおっしゃいました。

≪前の一年と、残りの一年(前後2年間)の罪を赦されます。≫ムスリム伝承
                                  
巡礼者にとっては、この日の斎戒はスンナではなく、預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)は、巡礼者にこの日の斎戒を禁じた、というハディースがあります。この日の斎戒が巡礼者にもたらす困難のためです。
                                    

2.アラファの日のドゥアーの強力さについて、預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)はこうおっしゃいました。

≪最も良いドゥアーは、アラファの日のドゥアーです。私と私以前の預言者たちが言った最も良い言葉は、「ラーイラーハイッラッラーフ ワフダフ ラー シャリーカ ラフ、ラフ ルムルク ワ ラフ ルハムド ワ フワ アラー クッリ シャイイン カディール(訳:アッラー以外に神はなし。唯一で、他に並べるものない御方、彼に大権は属し、彼に全ての賞賛はあり、彼にはすべてのことが可能であられる。)」です。≫ティルミズィー伝承

巡礼者とそれ以外の人にとって、このドゥアーをたくさん唱えることが大切です。
                                          
3.アラファの日に、火獄から解放される人が多いことについて、預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)はこうおっしゃいました。

≪アッラーが火獄から しもべらをより多く解放する日は、アラファの日以外にありません。≫ムスリム伝承
                                                                   
4.アッラーは、この日、アラファの丘に立つ人たちのことを、天の住民(天使)たちに自慢します。預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)はこうおっしゃいました。

≪アッラーは、アラファの丘に立つ者たちを、天の住民たちに自慢します。≫アハマド伝承
                                   
5.この日は、アラファの丘に立つ人たちに、慈悲が下り、その後、地上の人たちへと慈悲が分け与えられる日です。預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)はこうおっしゃいました。

≪(アッラーの)赦しが下り、彼ら(アラファの丘に立つ人たち)を包みます。そして、その赦しは全地上に配布され、舌と手を守るすべての悔悟する人に、降り注ぎます。≫アブドゥッラッザーク伝承
                                       
このすばらしい日を無駄にせず、巡礼者達と共にいられるよう、準備をして がんばりましょう。集中して、この10日間に預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)が教えてくださったズィクル「タスビーフ、タハミード、タハリール、タクビール※等」を沢山唱え、ドゥアーもたくさんしましょう。

※タスビーフ:「スブハーナッラー」(日本語訳:アッラーに讃えあれ)と唱えること
タハミード:「アルハムドゥリッラー」(日本語訳:アッラーにすべての称賛あれ)と唱えること
タハリール:「ラーイラーハイッラッラー」(日本語訳:アッラー以外に神はなし)と唱えること
タクビール:「アッラーフアクバル」(日本語訳:アッラーは偉大なり)と唱えること
                                                                                                                            
イードおめでとうございます。毎年、あなた方に多くの善いことがありますように。アッラーが、私たちと皆さんの善行を受け入れてくださいますように。どうか私たちへのドゥアーも忘れないでください。
                                   
ワッサラーム アライクム ワ ラフマトゥッラーヒ ワ バラカートゥフ(あなたの上に 平安とアッラーのご慈悲と祝福がありますように)
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